Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンは、当たり前のデバイスになった。そのため、最近はクラウドファンディングで見つけても、指をイヤホン化するブレスレット「Sgnl」などユニークなものしか取り上げていない。
ところが、個性的なBluetoothイヤホン「Wearhaus Beam」がクラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場したので、久し振りに紹介しよう。
Wearhaus Beamは、左右のユニットがケーブルで接続された、よく見かけるタイプのBluetoothイヤホン。イヤーユニット外側にリング状に光るLEDのある点が、個性といえば個性だ。
LEDの光は、専用のスマートフォンアプリを使って好きな色に変えられる。単色で光らせられるほか、色を少しずつ自動的に変えることも可能。さらに、音楽のリズムに合わせて光を変えたり、再生している曲のアルバムアートワークに合う色で光らせたりもできる。
イヤホンを光らせるメリットについて、開発チームは暗い夜道で歩いている際に他者からの視認性を高められるうえ、職場などで「集中したいときは赤。話しかけられても構わないときは緑に光らせる」といった活用が可能、と説明している。しかし、これだけでは記事で紹介する理由として弱い。
Wearhaus Beamが持つ大きな特徴は、友人などと同じ音楽を共有できる機能。Wearhaus Beamが無線ブロードキャスト機能を備えており、ある1つのWearhaus Beamで聴いている音楽が別のWearhaus Beamでも聴けるのだ。再生音に遅延も発生しないそうで、友達と一緒にビデオを視聴する際にも使えるという。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月27日まで。記事執筆時点(日本時間6月19日11時)でキャンペーン期間は38日残っているが、すでに目標金額2万ドルの2倍を上回る約5万6000ドルの資金を集めている。
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