スマートフォンの通話に好きな音をミキシングするBluetoothデバイス「Embi」が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場した。悪い使い道しか思い浮かばないものの、せっかく見つけたので紹介しよう。
Embiは、スマートフォンとBluetooth接続し、通話時の背景音として音楽や環境音を流せるアクセサリ。サイズが59×35×13mmと小さいので、キーホルダーに付けるなどして持ち歩き、いつでもどこでも活用できる。
一度Bluetoothペアリングさせておけば、必要なときにスマートフォンと自動接続する。通話時には、Embiの3.5mmオーディオジャックにヘッドセットを接続し、4つあるボタンのどれかを押して希望する音を指定すれば、環境音などを重ねた音声を通話相手に届けられる。
ボタンで選べる音は4種類だが、専用アプリで好きな音楽や50種類ある効果音が指定可能。ウェブサイトでは、300種類以上の音源がダウンロード提供されている。さらに、自分で録音した音をEmbiで使えるようにもできる。
用意されている環境音は、飛行機や交通渋滞、地下鉄、ドアの呼び鈴、掃除機、トイレの水を流す音、犬の吠える声、銃声、バー、アミューズメントパークなど多彩で、さまざまな状況の演出に使える。迷惑電話を体よく切ったり、アリバイ工作に悪用したりできそうだ。
内蔵バッテリにはUSBで充電する。スタンバイ時間は最大10日、通話時間は最大8時間。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月17日まで。目標金額の2万5000オーストラリアドルに対し、記事執筆時点(日本時間6月13日15時)で約1600オーストラリアドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと33日ある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス