Appleが動画番組の運営に向け、著名なSony Pictures Televisionの幹部であるJamie Erlicht氏とZack Van Ambur氏を雇用すると発表した。独自のテレビ番組や映画の制作に一層本腰を入れつつあるようだ。
Sony Pictures Televisionの共同社長を務め、AMCの「Breaking Bad」やABCの「Shark Tank」の制作に携わった両氏は、Appleのインターネットソフトウェアおよびサービス担当シニアバイスプレジデントEddy Cue氏の直属となる。
Appleは長期にわたり、オリジナルの動画コンテンツ制作を進めていると憶測されている。Appleの幹部らは2017年に入り、オリジナルビデオの制作により積極的に取り組み、「Spotify」といった「Apple Music」の競合サービスとの差別化を図ると述べていた。
Appleは、NetflixやAmazonに対する競争力強化を図っている。両社はオリジナル番組をますます拡充させており、長編映画や受賞作品も誕生している。Appleは独自コンテンツについて、拡大する同社の製品やサービスにユーザーを引き込むさらなる手段と見ている可能性もある。
Cue氏は声明で、「JamieとZackは、世界で最も才能のあるテレビ分野の幹部で、テレビの黄金時代を築き上げるのに貢献してきた」と述べた。「顧客のための胸躍る計画を用意しており、両氏の専門知識がAppleにもたらされることを待ち遠しく思っている。今後に大いに期待してほしい」(Cue氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?