最新技術を用いたHMD不要のVR音楽アトラクション「バハムートディスコ」を体験

 ハウステンボスとスクウェア・エニックスは、体感型音楽アトラクション「バハムートディスコ」を共同開発。ハウステンボスでの導入に先立ち、6月16日と17日の2日間、東京・渋谷のSHIBUYA109店頭イベントスペースにて先行体験会を開催している。

コントローラを振って楽しむ体感型音楽アトラクション「バハムートディスコ」
コントローラを振って楽しむ体感型音楽アトラクション「バハムートディスコ」

 バハムートディスコは、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)なしでVR体験ができるとうたう体感型音楽アトラクション。前後左右360度と、下面90度を加えた5面(450度)ある映像空間のなかで、光と音にあわせビートを刻んで楽しむ内容。最大4人まで同時プレイが可能となっている。HMDを使用しないため、子どもでも体験できるようになっている。ハウステンボスでは7月1日からプレオープン、7月15日からグランドオープンする予定となっている。

 曲はダンスアレンジにした著名楽曲が用意され、「CTS」がサウンドプロデュースを担当。この先行体験会では「気分上々↑↑」と「ヘビーローテーション」の2曲が続けて流れる。ハウステンボスでの導入時にはこれ以外にも「LIFE」「奏(かなで)」「残酷な天使のテーゼ」「千本桜」も加えた、計6曲が用意されるという。

 用意されたスティック型の専用コントローラを手に持ち、壁面の表示されるスフィア(球体)に向かって斬るように振ると、光の軌道が表示されスフィアが破壊されるようになっている。ゲームが開始されると、壁面にはターゲットが表示され、いわゆる“音ゲー”の要領で、音楽にあわせてタイミングよくスフィアに向かってコントローラを振っていく形で進んでいく。ターゲットは四方の壁面を移動するので、それに合わせてプレーヤーも移動して……と、自然に体も動く形となっている。

専用のスティック型コントローラ
専用のスティック型コントローラ

 専用のブース内の各所にセンサが取り付けられ、コントローラを感知。壁面に近づいたほうが反応しやすく、壁面とコントローラの間に人が立った場合でも、その方向にコントローラを振ったという認識されるという。またコントローラから壁面に向けての光は発していないものの、振った動きにあわせて壁面に光の軌道を表示させるほか、スフィアを破壊する、あるいはしないままにするといったインタラクション性のある映像表現技術も活用している。

 映像は四方の壁面だけではなく、足元の床にも投影されており、さながらステージにいる気分にさせられる。また後半ではスクウェア・エニックスのクリエーターが描く召喚獣「バハムート」も登場。迫力ある映像としても楽しむことができる。最終的にはどれだけスフィアを破壊できたかというスコアも表示されるので、一緒にプレイした人と競い合う要素も盛り込まれている。

  • ターゲットに向かってスフィアが流れてくる

  • タイミングよくコントローラを振る。振った軌道も壁面に表示される

  • 足元にもステージ風の映像が投影

 なお先行体験会では、ブースにおいて「#BAHA 体験」フォトキャンペーン、CTSと「A-Queen from Burlesque」によるイベント限定スペシャルライブなども開催。6月16日の体験イベント開催時間は20時まで。6月17日のイベント開催時間は10~20時。このうち一般体験会の時間は10~18時まで。19時30分からスペシャルライブが予定されている。

ブースの一面はフォトスポット仕様となっており、写真撮影も可能となっている
ブースの一面はフォトスポット仕様となっており、写真撮影も可能となっている

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