アイスタイルは6月7日、同社が運営する日本最大のコスメ・美容の総合サイト「@cosme」と、連結子会社である艾思網絡股份有限公司(本社:台北市)が運営する台湾最大級の化粧品クチコミサイト「UrCosme(ユアコスメ)」を統合すると発表した。
それに伴い、今後はサイト上にUrCosmeのサービスロゴに加え、「@cosme TAIWAN」のサービスロゴを併記する。
アイスタイルグループでは現在、世界中のコスメや美容に関する情報が集約された「Global Master Database」を核とした@cosmeのグローバルプラットフォーム化を推進している。
世界中のユーザーが1つのUser IDで、好きな言語で各国の@cosmeを使えるほか、国ごとにローカライズされた店舗やECなどのビューティサービスを利用できる世界を目指すとしている。
今回のサービス統合は、Global Master Database構築の第一歩だ。今後はUrCosmeの商品データやクチコミ、ユーザーデータベースと@cosmeの統合に向けて、タスクフォースを設立する。
アイスタイルは、日本のコスメの人気が高い台湾との相性がいいとして、コスメセレクトショップ「@cosme store」にも力を入れている。
同日、連結子会社であるistyle Retail(HongKong)を通じて、@cosme storeの台湾3号店「@cosme store 勤美誠品店」を6月30日に台中市でオープンことも発表している。
同社では、台湾店舗の1号店である「@cosme store 微風広場 台北駅店」を5月5日に、2号店の「@cosme store 微風信義店」を6月7日に台北市信義地区でオープンしている。
アイスタイルによると、グループ会社のアイスタイルトレーディングが扱う、台湾初上陸のコスメは店頭在庫完売も続出するなど、想定以上の好評を得ているという。
3号店でも、それらのコスメをはじめとする商品を取りそろえ、UrCosmeのランキングデータなどを活用したMDで、台湾の利用客向けの商品ラインアップの拡充に努めるとしている。
あわせて、「人気商品が一目でわかるランキング棚」や自由にコスメを試せる買い物体験の提供など、引き続き@cosme storeの特徴を生かした売り場づくりをしていくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力