アイスタイル、台湾にコスメセレクトショップ「@cosme store」の海外1号店をオープン

 アイスタイルは2月3日、連結子会社であるistyle Retail(Hong Kong)を通じて、コスメセレクトショップ「@cosme store」の海外1号店「@cosme store 微風広場 台北駅店」を、5月5日に台湾 台北市にオープンすると発表した。

 istyle Retail(Hong Kong)は、アイスタイルグループの中華圏における化粧品小売店事業の運営会社として、2016年10月に設立された。台湾での店舗運営については、istyle Retail(Hong Kong)の支店である、istyle Retail(Hong Kong) TAIWAN BRANCHが担当する。

 同社によると、@cosme store 微風広場 台北駅店では、日本の@cosme storeの特徴を踏襲し、「試せる、出会える、運命コスメ」をテーマに、インターネットとリアルが融合した店づくりをするとしている。具体的には、@cosmeのデータベースを活用し、生活者が支持している商品をラインアップする。また、既存店と同じく、ほぼすべての商品のテスターを自由に使える環境や水道設備、コットンなどのアメニティなどを用意する。ブランドを横断して来場客に合った商品を提案するカウンセリングも充実させるという。


 アイスタイルグループは現在、ビジネスの柱のひとつとしてグローバル事業を据えており、海外展開を通じて世界共通の化粧品・美容のDBを構築し、@cosmeブランドの浸透や確立を目指しているという。

 その実現に向けて、今後はマーケットの成長性や日本の化粧品の親和性などからターゲット国として定めたアジア圏5カ国(中国、香港、台湾、シンガポール、タイ)を中心に、@cosmeのビジネスモデルを各国のビジネス事情に合わせて展開するとしている。

 台湾は、化粧品の輸入総量の4割が日本のコスメを占めるなど、日本のコスメに対する関心が高い国だという。また、一人当たりの美容市場規模もアジア各国の中で大きく、国全体の美容市場規模や平均成長率も2.3%と高水準にあることから、海外の小売店事業1号店の出店地として選んだと説明した。


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