2016年9月に発売された「iPhone 7 Plus」は、Apple初の背面デュアルカメラ搭載スマートフォンだ。広角と望遠という2つのカメラを組み合わせることで、多彩な撮影方法を提供している。
今回は、そんなiPhone 7 Plusのデュアルカメラを別の方法で活用するジャケット型ケース「SHIFTCAM」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
SHIFTCAMは、iPhone 7 Plusの2つある背面カメラの位置にそれぞれ1つずつレンズを重ねることのできるケース。レンズは1列当たり2つで3列あり、広角、望遠、マクロ、魚眼という合計6種類のレンズをiPhone 7 Plusのカメラと組み合わせて写真やビデオ撮影に使える。
スマートフォンに後付けするレンズといえば、クリップ型アダプタが普及している。この種のレンズはカメラ部分に挟むだけで使える手軽さが魅力であるものの、出っ張るので取り付けたままにしておけず、位置合わせに時間がかかってシャッターチャンスを逃すこともある。
これに対しSHIFTCAMは、iPhone 7 Plusと一体化していて、撮りたいときに素早くレンズを切り替えれば撮影できる。レンズは指でスライドするだけで正しい位置に固定され、カメラとレンズがずれるといった失敗がない。
左右どちらのレンズを使うかは、カメラアプリで簡単に選べる。もちろん、iPhone 7 Plusのカメラをそのまま使うことも可能。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間6月9日まで。記事執筆時点(日本時間5月31日17時)でキャンペーン期間は8日残っているが、すでに目標金額20万香港ドルを上回る約20万7000香港ドルの資金を集めている。
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