Intelは、同社初となる18コアプロセッサ「Core i9-7980XE」をはじめとする、一連の新しい高性能デスクトップチップを発表した。
メインストリームユーザー向けに4コアを搭載する第7世代「Core i5」および「Core i7」プロセッサと比べると、「Core Xシリーズ」は、ライブストリームが必要なゲーマーや、仮想現実(VR)ビデオ編集、3Dモデリング、特殊効果制作などのアプリケーションを実行するユーザーを対象としている。
同シリーズの最上位チップは、デスクトップ上で最高レベルの性能を求め、それに対して相応の対価を支払ってもかまわないと考えるユーザー向けだ。
Core Xシリーズの最上位に位置づけられているのが、1999ドルの「Core i9 Extreme Edition」プロセッサであるCore i9-7980XEで、Intelによると、テラフロップス性能と18コアを備える世界初の民生デスクトップCPUだという。
Core i9プロセッサとしてはその他に、16コア、14コア、12コア、10コアのバージョンが用意されており、価格はそれぞれ1699ドル、1399ドル、1119ドル、999ドル。
10コアの「i9-7900X」の999ドルという価格は、Intelが2016年に1650ドルでリリースした10コアCPUの「i7-6590X」よりもはるかに低くなっている。この10コアCore i9チップのベースクロック速度は3.3GHz。
Core Xシリーズには、Core i7チップも8コア、6コア、4コアの3種が用意されており、価格はそれぞれ599ドル、389ドル、339ドルとなっている。エントリーレベルの4コア搭載Core i5の価格は242ドル。
Intelが述べているように、Core XシリーズのCPUは主に「Sky Lake」プロセッサをベースとするが、4コアのCPUのみ「Kaby Lake」をベースとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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