クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に、パリの旧市街に建っているアパルトマンのような美しい模型でありながら、時計としての実用性を備えた「The City Clock」が登場した。時計といっても、無味乾燥な数字で時刻が示されない点がインテリアとして魅力的。
The City Clockは、4階建ての建物を模した形の置時計。各階に4つの窓またはドアが設けられていて、それぞれがLEDで光る。
時刻は、窓またはドアの光り方で示す。各列が4桁の2進数で、左2つの列が時間、右2つの列が分に割り当てられ、光ると1、消えると0というルール。例えば、下の画像の光り方だと16時48分と読める。
2進法になじみがないと読むのに苦労しそうだが、エンジニアならお手の物だろう。アナログ時計のような針、デジタル時計のような数字が見当たらず時計に見えないため、落ち着いたインテリアのなかに置いても邪魔にならない。
電源はUSB。バックアップ電池で動く設計になっているらしく、USB接続していない状態でも時を刻み続けるという。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間6月14日まで。記事執筆時点(日本時間5月29日13時)でキャンペーン期間は16日残っているが、すでに目標金額1万ユーロの4倍近い約3万8000ユーロの資金を集めている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス