音楽を楽しむ手段として、ストリーミング配信サービスやインターネットラジオの多彩さは魅力的だ。ところが、スマートフォンやPCを介して聴くと、音楽が通知音に妨げられるし、電話やSkypeをしながら音楽を流すといった使い方がしにくい。
そこで、各種ネットラジオとストリーミング配信が単体で聴取可能なデバイス「Amico」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Amicoは、無線LAN(Wi-Fi)対応のインターネットオーディオ機器。落ち着いた家具のような外観なので、シックなリビングや寝室に置くのにちょうどよい。直接インターネットに接続し、「Spotify」や3万局以上のインターネットラジオが楽しめる。
FMチューナーを内蔵しており、FMラジオの聴取も可能。Bluetoothで音楽プレーヤから音楽を流したり、DLNA対応によりWi-FiやUSB経由で各種音楽ファイルを再生したりできる。アナログ音声の入出力にも対応している。
選局や音量調整などは、本体のボタンとつまみ、付属のリモコンで直接操作できる。そのため、スマートフォンを手に取り、アプリを開いて操作する、という煩わしさがない。ただし、スマートフォン用アプリ「Como Control」を使うと、Amicoの細かな調整が可能だ。選局、音量調整、再生制御といった基本的な操作のほか、イコライザの調整や選局登録などができる。
Amicoは、Amico同士の連携機能も備えている。複数のAmicoを別々の部屋に置いて使う場合、それぞれ別に使うだけでなく、すべてのAmicoを同期させて同じ音楽を鳴らせる。
内蔵バッテリにより、庭などに持ち出しても使える。バッテリ駆動時間は最大8時間。アラームやスリープタイマーもあり、寝室でも便利だろう。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間6月17日まで。記事執筆時点(日本時間5月16日17時)でキャンペーン期間は31日残っているが、すでに目標金額5万ドルの2倍を上回る約12万ドルの資金を集めている。
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