Microsoftが「Windows 10 Creators Update」の機能を多数改善するとともに、バグフィックスをリリースした。
これらのフィックスは、「Windows 10 バージョン 1703」(Creators Update)向けの「KB4020102」アップデート(ビルド15063.332)で提供されている。4月上旬にCreators UpdateがPC向けにリリースされてから4度目のアップデートとなる。Microsoftは、特定のハードウェアでの不具合への対応を続ける一方で、5月よりロールアウトの拡大に着手した。
このアップデートには、認証サービスであるNTLM、「Internet Explorer」(IE)、「Split View」、フォント、メッセージングなどのバグフィックスが含まれている。
Creators Updateには、外部デコーダを介してのオーディオ出力が機能しなくなる問題があったが、今回のアップデートをインストールすることで修正される。さらに、ユーザーがメッセージを削除しようとするとSMSアプリやメッセージングアプリの動作が停止する問題も修正される。
RAM容量が4Gバイト以下のマシンでのプリンタセットアップも、このアップデートによって、これまでより簡単になるはずだ。さらに、印刷キューの問題も修正されている。
また、「『CredGuard』が有効になっており、NTLMv2が使用されていて、サーバによってターゲット情報が提供されていないときに」NTLMが「チャレンジ応答を生成」できない問題も修正された。
マルチディスプレイ環境でSplit Viewを開始すると、「Edge」や「Hub」「Cortana」などのアプリで入力を受信できなくなっていた問題や、IE 11で管理者以外のユーザーが「ActiveX」コントロールをインストールできない問題にも対応した。IoTシェルやプロキシ設定のフィックスも含まれる。
このアップデートが提供するのは品質改善のみで、新しい機能は含まれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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