Appleが、同社の携帯端末で音声認識や顔認識などの処理を実行するための専用人工知能(AI)チップを開発しているという。Bloombergが報じた。
Bloombergによると、このチップは社内で「Apple Neural Engine」と呼ばれており、バッテリ持続時間の延長と全体的なパフォーマンスの向上に寄与する可能性があるという。
Appleは「iPhone」と「iPad」の両方にこのチップを搭載することを検討しているようだ。Appleは、同チップを搭載するiPhoneの新しいプロトタイプのテストを開始したとされているが、この専用チップのリリース時期や、2017年秋に発売される次期iPhoneに搭載されるかどうかは不明だ。
Apple Neural Engineは、自動運転車やAI搭載メガネといった将来のApple製品に組み込まれる可能性がある。
AppleはAIに関する計画について、6月のWWDCで発表する可能性があるとBloombergは述べた。
Appleは、AR関連機能に取り組む数百人のエンジニアから成るARチームを編成していると報じられていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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