日本テレビ傘下のHJホールディングスは、5月17日に実施した動画見放題サービス「Hulu」のリニューアルにともない発生している不具合について、ウェブサイトで謝罪した。一部のユーザーにおいて、動画が正常に再生されない事象などが起きているという。
Huluは2011年9月に、Huluジャパンとして日本市場に参入。2014年4月に日本テレビ放送網の傘下に入り、4月には名称をHJホールディングス合同会社からHJホールディングス株式会社に変更していた。同社によれば、2016年12月時点のHuluの会員数は約151万人で、配信コンテンツ数は4月現在で4万本を超えるという。
同社は5月17日にHuluのリニューアルを実施し、ライブ配信コンテンツをPCに加えて、スマートフォンやタブレットで見られるようにしたほか、1アカウントに対し最大6人までのプロフィール設定ができる「マルチプロフィール」を導入した。さらに、ドメイン名を「hulu.jp」から「happyon.jp」に変更して話題となっていた。
しかし今回のリニューアルによって、複数の不具合が起きているという。具体的には、「動画再生が途中で止まる、画質が荒くなる」「一部のFireTV Stickでアプリが停止する」「ウェブサイトのコンテンツ表示が遅い」といったもので、いずれもクラウドサービス上のトラブルや、プログラム内の設定不具合などによるものだという。同社では、プログラムを修正するなどして対応中。
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