Googleは米国時間5月17日、「Google Assistant」を「iPhone」にも提供することを正式発表した。この計画は、カリフォルニア州マウンテンビューにあるGoogleのグローバル本社の近くで開催中の年次開発者会議「Google I/O」の基調講演で、Assistantのエンジニアリング担当バイスプレジデント、Scott Huffman氏が明らかにした。
Google Assistantは音声で操作する人工知能(AI)で、Amazonの音声アシスタント「Alexa」やAppleの「Siri」、Microsoftの「Cortana」と競合する。これまで、Google Assistantは「Android」搭載スマートフォンと、スマートスピーカー「Google Home」でしか利用できなかった。
だが今週に入り、Google Assistantの「iOS」向けバージョンが登場するとのうわさが広まっていた。これについてはCNETも以前の記事で、iPhoneおよびiPad向けのGoogle Assistantアプリには、音声コマンドだけでなく、「Google Allo」のようなチャットインターフェースも搭載される見込みだと報じた。
Huffman氏はさらに、まもなくAssistantの対応言語が増えることも明らかにした。新たに対応するのはフランス語、ドイツ語、ブラジルのポルトガル語、日本語で、この4カ国語に続き、イタリア語、スペイン語、韓国語も加わる予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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