夏が近づきキャンプの季節になってきた。凝ったメニューでなくとも、協力して作った晩ご飯をテントの脇で食べるのは楽しい。ただ、ランタンが非力だと暗くて料理がよく見えず、美味しさが激減してしまう。頭にライトを装着して食べるのも煩わしい。
今回は、小型軽量でどこへでも持ち歩ける、明るいランタン「HELIO」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
HELIOは、手のひらに収まるほどコンパクトで、重さが45gしかないLEDランタン。小さいながら明るさは220ルーメンあり、20m先まで光が届くそうだ。開発チームは、6人のキャンプなら、キャンプサイトでヘッドライトを使う必要がないとしている。
ディフューザーと組み合わせると、光を柔らかくできる。このディフューザーは、飲み物用のカップとしても使える。
フックでバックパックや洋服、テント内にぶら下げたり、磁石で自動車のボディに吸着させたりできるので、さまざまな使い方が可能。IP34相当の防水性も備えており、多少水に濡れる環境でも心配ない。
内蔵バッテリで10時間の連続点灯が可能。USBで充電するのだが、20分でフル充電できるという。ボディを開けた状態になるので防水性は低下するが、モバイルバッテリに直接挿しても使える。例えば、容量1万mAhのモバイルバッテリに接続すれば、400時間も点灯させておける。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月2日まで。記事執筆時点(日本時間5月10日13時)でキャンペーン期間は53日残っているが、すでに目標金額1万ドルの3倍を上回る約3万6000ドルの資金を集めている。
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