アマゾンジャパンは5月17日、Fireタブレットの新モデルとなる「Amazon Fire 7」と「Amazon Fire HD 8」を、6月7日に発売することを発表した。価格は、Fire 7が8980円から、Fire HD 8が1万1980円から。Amazon プライム会員は、クーポン利用により各製品を4000円引きで購入できる。5月17日から予約受付を開始する。
Fire 7は、前世代機より9.25%(1.0mm)軽量薄型化されたほか、7インチIPSディスプレイ(1024×600)のピクセル形状が正方形になったことで、画像や文字がより美しく読みやすくなった。バッテリ持続時間も最大8時間へと向上、内部ストレージ(8Gバイト/16Gバイト)に加えて、別売りのmicroSDカードで外部ストレージを最大256Gバイトまで拡張できるようになった。
Fire HD 8は、2016年9月に発表された前世代機と同様のスペックながら、価格が1000円ほど安くなっている。1.3GHzのクアッドコアプロセッサや、8インチワイドスクリーンHDディスプレイ、最大12時間のバッテリ持続時間などの基本性能を踏襲しながら、外部ストレージはFire 7と同様に、最大256Gバイトまで拡張できる。
両モデルに共通する特徴として、ランダム落下試験で最新世代のiPadより優れた耐久性を実現(同社調べ)。また、Fire タブレットで撮影した写真はすべて無料で容量無制限のクラウドストレージに保存できる。そのほか、アマゾンのカスタマーサポートが、使用中のスクリーン上で使い方のリモートガイダンスを24時間年中無休で提供している。
アマゾンジャパンのAmazonデバイス マーケティング本部の橘宏至氏は、Fireタブレットユーザーがよく利用するコンテンツとして、読書(71%)、ビデオ鑑賞(60%)、インターネット(58%)、音楽鑑賞(35%)、ゲーム(20%)を挙げ、エンターテイメント需要が高いと説明。新モデルではより快適に、これらのコンテンツをより楽しめるようになると語った。
同社では、新モデルの発売に合わせて新たな純正保護カバーも販売する。それぞれの機種向けに、5色の保護カバーを用意し、価格はFire 7が2690円、Fire HD 8は3480円となる。
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