Appleがデータインテリジェンス企業Lattice Dataを買収したという。TechCrunchが米国時間5月13日に報じた。
カリフォルニア州メンローパークを拠点とするLattice Dataは、機械学習を利用して、構造化されていないテキストや画像などの「ダークデータ」を、従来のデータ分析ツールで使用できる構造化データに変換する技術を有する。
TechCrunchによると、Appleは2億ドルで同社を買収したという。買収は数週間前に完了し、約20人のLatticeエンジニアがAppleに加わったとされている。
Latticeの共同創業者の1人は、ミシガン大学のコンピュータ科学のアソシエイトプロフェッサーMichael Carafella氏だ。最高経営責任者(CEO)のCarafella氏は、大量データの分析用に設計されたオープンソース技術Hadoopの開発者の1人である。スタンフォード大学のChris Re氏も、Latticeの共同創業者の1人だ。
Latticeはコメントを控えた。Appleの担当者は、「Appleは小規模な技術企業を適宜買収している。通常、当社の目的や計画については説明しない」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス