ノルウェーに本拠を置くOpera Softwareが現地時間5月10日、サイドバーにメッセージングアプリを統合した新しいブラウザを公開した。「Reborn」(「再生」の意)というコード名が付けられたこのブラウザは、メインウインドウで作業をしながら、サイドバーに表示される「Facebook Messenger」「WhatsApp」「Telegram」を使って友人とやり取りできる。「Viber」や「WeChat」といった他のアプリはまだサポートされていないが、同社は米CNETの取材に対し、近いうちに利用可能になるよう取り組んでいるところだと語った。
この新しいブラウザでは、サポートされているメッセージングアプリをピンで留めると、そのアプリがショートカットとして常にサイドバーに表示されるようになる。そのため、タブやウィンドウをいちいち切り替えるために、「Alt」キーと「Tab」キーを同時に押す操作をする必要がなくなる。また、写真をオンラインでシェアしたりメッセージングアプリからサインアウトしたりする操作を、ブラウザから直接実行できる。
「Opera上ではWhatsAppをウェブサービスと全く同じように利用できる」と、デスクトップ担当エグゼクティブバイスプレジデントのKrystian Kolondra氏は米CNETに対して述べた。さらにプライバシーに関する懸念については、「他のブラウザやウェブサイトと同じく、このサービスを介してシェアされた情報ややり取りされた情報にOperaがアクセスすることはない」と説明した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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