サムスンは、韓国内の「Galaxy S8」と「Galaxy S8 Plus」を対象に、仮想アシスタント「Bixby」の音声コマンド機能をリリースした。音声コマンド機能は、両製品が4月に発売されたときには搭載されていなかった。
サムスンは韓国時間5月1日、午前中に両スマートフォンのユーザーに通知を送り、午後1時にこの音声コマンドサービスを提供開始した。
同社の人工知能(AI)アシスタントであるBixbyは、4月21日にGalaxy S8シリーズが韓国で正式に発売されたときにリリースされた。
Bixbyは、ビジョン、リマインダー、ホームの各機能をサポートしていたが、音声コマンド機能は提供されていなかった。サムスンは、十分に準備を整えてから音声コマンド機能をリリースしたいと述べていた。
音声コマンドは、S8シリーズが提供されている他の地域ではまだ利用できない。米国ではまだ提供されていないが、5月中にリリースされる可能性が高い。
Galaxy S8とGalaxy S8 Plusは、発売から堅調に売れ行きを伸ばしている。韓国では予約注文が100万台を超え、「S7」と比べて2桁の増加率で伸びているとサムスンは述べていた。
しかし、発売に際して問題も発生していた。米国では、ランダムに再起動するという苦情が一部の顧客から寄せられていた。
また同社は、同端末のディスプレイが赤みがかっているというユーザーからの苦情を受けて、ソフトウェアアップデートもリリースしたが、品質に問題はないことを強調した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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