MTGは4月28日、Bluetoothを搭載した筋肉トレーニングギア「SIXPAD(シックスパッド)」の新製品を発表した。4月29日より発売する。
ラインアップと税別価格は下記の通り。
SIXPADは、EMS(筋電気刺激)技術を活用した製品で、体を動かさずに筋肉が鍛えられるとして話題になった。アスリートだけでなく、あまり体を動かせない高齢者の筋力低下防止にも有効と説明する。
MTG 取締役の長友孝二氏は、「2015年7月に発売したSIXPADは、まもなく累計台数100万台になる。その第二章のキーワードはIoT。すべてのデバイスがスマートフォンと同期でき、インターネットにつながる。(アプリとの連携により)ログを取ることでモチベーションを高め、鍛えている部位を意識できる」と説明した。
新たにSIXPADと連携できるアプリを導入。SIXPADデバイスの強弱をアプリから設定できるほか、最大6つまで同期して複数の部位を同時にトレーニングできるようになった。
従来のSIXPADは、複数のデバイスを別々に動かすと刺激のタイミングやリズムがそれぞれ異なるため、違和感を感じる人も多かったという。今回のスマートフォン連携によってすべての箇所を同時に動かせるようになることで、問題を解消できるとしている。
刺激のレベルもアプリ上で一目で分かるため、SIXPAD本体から操作するよりも使いやすいメリットがある。
さらに、鍛えている筋肉とその動きをアプリ上で表示。鍛えている筋肉を意識することで、より効果的なトレーニングが行えるほか、残り時間も表示する。
トレーニングを行うと「mp(マッスルポイント)」がもらえるほか、メダルの付与といった楽しめる要素も増やしていく。さらにカレンダーとの連携、専門家のアドバイスが届く機能なども予定しているという。
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