ゴールデンウィーク最後の週末にあたる5月6日、7日の2日間、神戸で6分野をテーマにしたクロスイベント「078(ゼロ・ナナ・ハチ)」が初開催される。東遊園地、みなとのもり公園、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)をメイン会場とし、一部のプログラムをのぞくほぼすべてが無料参加できる。トークショウは事前登録が必要だ。
このイベントは、テキサス州オースティン市で開催される国際イベントSXSW(サウスバイサウスウエスト)をモデルにしており、音楽(Music)、映画(Film)、IT(Interactive)に、ファッション、フード、キッズという神戸らしいテーマを加え、街全体を会場に繰り広げる参加型フェスティバルとなっている。
メインとなる音楽プログラムでは、6日はみなとのもり公園の野外フェスティバルで、WEAVER、ZIGGY、Glenなど神戸出身バンドや海外アーティストらによる「Daytime ROCK MUSIC」や、夜は石野卓球やtofubeatsら4組のDJが出演する「Nighttime TECHNO MUSIC」を開催。7日は東遊園地にて、市民ジャズビッグバンド「スガ部」とジプシージャズバンド「BimBomBam楽団」のコラボライブや、神戸国際フルート音楽祭らによる吹奏楽演奏が行われる。(小雨決行)
映画プログラムは、神戸芸術工科大生による映画作品展示や映画監督によるトークセッション、「攻殻機動隊ARISE border:less project」などが神戸ゆかりの映画作品を野外上映する「Open Theater」では、本広克行映画監督らによるトークショウも行われる。
IT関連プログラムでは、VRやAR、ビッグデータ、シンギュラリティなど幅広いジャンルから招いたスピーカーによるトークイベントを開催。ロボティクスファッションクリエイター・きゅんくんやゲームクリエイターの水口哲也、神戸からシンギュラリティを提唱する神戸大学名誉教授の松田卓也ほか、ナイアンティック日本法人の村井説人らの登壇が予定されている。また、テクノロジーとスポーツの融合を試みる研究者3人によるミニアイデアソンや、子ども向けに音のワークショップなども開催される。
その他のジャンルでは、一般人がモデルとして参加する「みんなのファッションショー」や「神戸ウェディングクイーン」によるステージ、巨大こいのぼりの中を通り抜ける「スイミープロジェクト」、生産者と対話しながら買物ができる「FARMERS MARKET」のほか、関連イベントとして、7日には神戸ポートアイランドで無料音楽イベント「COMIN KOBE17」、6日は三宮センター街で「ヨルバル」も開催される。
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