Uber Technologiesはここ数年にわたり、ドライバーの待遇について批判されている。この批判は、同社がドライバーを「従業員」ではなく「自営業者」と位置づけていることが一因だ。だが、Reutersが米国時間4月27日に報じたところによると、Uberは今後、英国のドライバーに福利厚生を提供するという。
Uberは、500回以上乗客を運んだドライバーを対象に健康保険の給付を開始する。記事によると、ドライバーが保険料として納める必要があるのは、1週間にわずか2ポンド(約287円)だという。これで、病気やけが、陪審員に選ばれた場合の休暇をカバーする。
Uberが加入する保険は、組織に属さない専門家や自営業者のための団体Association of Independent Professionals and the Self-Employedが運営するものだ。今回の決定に先立つ2016年末、英国の裁判所は基本的な福利厚生を提供していないとしてUberに不利な裁定を下していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」