Amazonは、「Alexa」を使用する音声アシスタントスピーカを開発するサードパーティー企業向けに、「Amazon Echo」で利用されている同社のマイク設計を公開した。Lenovo、LG、Fordなどの企業がAmazonの技術を利用して、スピーカから冷蔵庫、自動車にいたる各社のデバイスにAlexaを搭載している。
Alexaの音声処理の背景にある技術が提供されることで、サードパーティー企業は、室内のどこからでも、騒がしい環境でもユーザーの声に反応する音声アシスタントを開発できるようになる。Amazonは、ウェイクワード(起動語)認識、ノイズ低減、エコー除去などのためのソフトウェアを公開する。
サードパーティーメーカーらは、Amazon Echoに搭載されているものと同じ7つのマイクアレイを使用できるようになり、離れた位置からの音声コマンドを拾いやすくなる。
開発キットは現在のところ、商用デイバスメーカーを対象に招待制で提供されている。Echoを自作したいユーザーはもう少し待つ必要がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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