「Windows 10 Creators Update」のリリースが来週に迫る中、Microsoftは「Windows 10」で収集する診断データの種類について、さらなる詳細を明かした。
Microsoftは米国時間4月5日、ユーザーがプライバシー設定で「Basic」レベルを選んだ場合と「Full」レベルを選んだ場合に収集される診断データの種類について、リストを公開した。Microsoftは「BasicとFullの両方の診断レベルでユーザーから収集するデータの詳細なサマリー」を提供すると同社の関係者は5日のブログ記事で述べた。
「Basic」選択時に具体的に何が収集されるのかについて、TechNetの記事に情報が掲載されている。同記事には、「Basicレベルでは、デバイスとその設定の理解に不可欠な一定の情報が収集される。それには、デバイスに関する基本情報や品質に関連する情報、アプリ互換性、『Windows Store』が含まれる」と書かれている。
Creators Updateでは、Microsoftはより明示的なプライバシー情報とユーザーによるコントロールの機能に提供すると同社の関係者は2017年に入ってから述べている。
Windows 10 Creators Updateを搭載するデバイスのプライバシー設定を選択するとき、既存のWindows 10ユーザーの設定がデフォルトとして引き継がれる。ユーザーは後で位置情報や音声認識、関連広告などのオン/オフを選択できる。新しいWindows 10デバイスを最初にセットアップする場合や、Windows 10のクリーンインストールを実行する場合は、デフォルトで全ての項目がオフに設定され、診断レベルはBasicに設定される。これについても、後で変更することが可能だ。
もちろん、MicrosoftはWindows 10による位置情報収集、音声認識、ヒント、関連広告をオン、診断をFullに設定することを「推奨」している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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