「Kickstarter」や「Indiegogo」などの海外系クラウドファンディングサービスをチェックしていて不思議に感じるのは、日本では普段あまり注目されないであろうマルチツールやサイコロのキャンペーンが数多く登場すること。どういうわけだか、こうしたものに対する情熱があるらしい。
今回は、Kickstarterでよく見かけるマルチツールのなかでも、目標金額の10倍を大きく上回る支援を集めて注目されている「Little Pinch More」を紹介しよう。
Little Pinch Moreは、折りたたんだ状態の大きさが6×6×36mmしかない、文字通り指先サイズの超小型マルチツール。これほど小さいにもかかわらず、つめ切り、とげ抜き、はさみ、ナイフ、ドライバなど、機能を満載している。
つめ抜きやとげ抜き、つめ用ヤスリ、はさみといった機能は、旅行先で役立つだろう。ドライバは、プラスとマイナスの両方に対応している。ナイフの部分は、ワイヤストリッパーとしても使える。簡単なプライヤとしても機能する。
ナイフの先を使うと、硬いふたをこじ開けることが可能だ。缶切りや栓抜きにもなる。
キーホルダーにつけても邪魔にならないサイズなので、常に持ち歩ける。ファスナーの持ち手になるほど小さいため、開発チームは工具バッグに取り付けておくのもよいとしている。
材質はチタンなので、軽く丈夫で、さびる心配がない。さらに、磁気を帯びない点もありがたい。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間1月6日まで。記事執筆時点(日本時間1月4日14時)でキャンペーン期間は2日残っているが、すでに目標金額2000オーストラリアドルの12倍を上回る約2万4000オーストラリアドルの資金を集めている。
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