家庭や店舗などに監視カメラを設置する目的は、犯罪が起きた際の証拠を確保する以外に、あえて見えるようカメラを設置して得られる防犯効果がある。
今回は、前者の目的に特化した、まったく目立たない監視カメラ「LookOut Charger」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
LookOut Chargerは、サイズが4.5×2.5×2.5cmという超小型の監視カメラ。コンセントに直接挿せるようになっていて、スマートフォンなどをUSB充電するためのACアダプタにそっくりだ。
レンズは見えず、小さな穴などもなく、SDメモリカード用スロットも設けられていない。しかも、実際にUSB充電することが可能なので、監視カメラと気付かれることはまずないだろう。
使い方は簡単。コンセントに挿せば録画と録音が始まる。内蔵メモリに保存された映像はAVIファイルになっており、USB接続したPCへ転送すれば確認できる。専用アプリによる操作は不要で、利用料金なども発生しない。動作に必要な電力はコンセントから供給されるため、充電や電池交換も必要ない。
内蔵メモリの容量は32ギガバイトで、6時間から7時間の1920×1080ピクセルHD映像をループ録画可能。映像ファイルは3分ごとに分けられていて、メモリが一杯になると古いファイルから順次上書きされる。
Indiegogoでの目標金額は2000ドル。記事執筆時点(日本時間4月4日13時)でキャンペーン期間は10日残っているが、すでに目標の30倍を超える7万ドル弱の資金を集めている。
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