KDDI、スマホ内の写真・動画を保存できる「Qua station」--1TBの大容量

 KDDIと沖縄セルラー電話は3月29日、スマートフォン(iOS/Android)内の写真や動画などを保存できるネットワークストレージデバイス「Qua station」を、4月7日より発売すると発表した。

「Qua station」
「Qua station」
設定方法
設定方法

 Qua Stationは、1Tバイトのストレージを内蔵したネットワークデバイス。保存したデータは、ローカルネットワークだけでなく、外出先(国内限定)からスマートフォンなどでアクセスでき、保存した写真をSNSに投稿することもできる。また、Wi-FiのほかLTE通信にも対応しており、設置場所に固定インターネット回線が無くても通信可能だ。

 1Tバイトのストレージには、写真で最大27万枚(1枚1200万画素、約3.6Mバイト相当)、動画で最大130時間(フルHDの場合)相当のデータが保存可能。スマートフォンのデータをQua stationに移すことで、スマートフォンの容量不足を解消できる。

 スマートフォンからのデータ取り込みは、別売のUSBケーブルで接続し、本体のボタンを押すと開始される。差分バックアップに対応しているので、新しいデータだけを自動で選択してバックアップできる。また、Wi-Fi、SDカード、USBメモリ内のデータ保存にも対応。PC内の写真、動画、音楽などのデータは、「Qua station接続ツール」(Windows/Mac)を利用する。

Qua stationからスマートフォンへの接続
Qua stationからスマートフォンへの接続

 利用には、月額300円の専用料金プラン「Qua stationプラン ds」の契約が必要。Qua stationの契約と同一名義で、「データ定額1〜30」「データ定額1〜30 (V)」「LTEフラット」「LTEフラット (V)」「シニアプラン (V)」「ジュニアスマートフォンプラン (V)」のいずれかに加入した、4G LTEスマートフォンの利用が加入条件となる。

 また、発売開始を記念して「Qua station おトク割」を実施。購入の翌月利用分より、基本料が3年間無料(300円×36カ月)で利用可能となる。新規契約の場合は、さらに契約時に発生する事務手数料3000円が免除される。

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