また、同日「gooのスマホ」の第7弾として2016年12月より販売開始したSIMフリースマホ「g07」のバージョンアップ版「g07+」を発表している。
NTTレゾナント ポータルサービス部門長の鈴木基久氏は、「gooが作らなきゃだれも作らなかったものをつくった。何らかの事情があってキャリアのSIMを解約できない人は、ショップで音声専用に変更してもらい、データ通信用のSIMを別途用意して2枚のSIMで運用すれば大幅にコストを削減できる。これまで3万円台後半だったものを1万円台後半で提供し、2016年12月のg07の発売でDSDSニーズに火を付けた」と自信を見せた。
また、鈴木氏はgooの開設当初を振り返り、「なにか知りたいときに人の手によって作られたリンク集を探るしかなかった時代に、ロボット型の検索エンジンをスタートした。Googleの登場よりも1年以上も前のこと。体中が震えたことを覚えている」と語った。
また、「gooのスタッフは、技術革新を誰よりも楽しんでいる“オタク集団”だと思う。私たちが欲しいと思うものは、いずれ皆が欲しいと思うものだと思って仕事をしている。日本の“オタク”としてのいら立ち、渇望が出発点。グローバルスタンダードでは不足を感じる。オンライン辞書の提供や、同音異字の存在によってうまく検索できなかった問題などは、日本のわれわれが検索を使いこなすために必要なものを追求したのが始まり。米国企業も追随し、ときには凌駕していったが、日本発で世界が変わればそれでいい。日本固有の問題は世界標準は対応してくれない。もっと日本にフィットし、“あうんの呼吸”を実現すること。こうしたサービスをgooがつくるしかない」と意気込みを見せた。
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