浅草にIoTデバイスを集結させたスマートホステル「&AND HOSTEL」がオープン

 and factoryは3月27日、スマートホステル「&AND HOSTEL」の2号店を東京の浅草北に「&AND HOSTEL ASAKUSA NORTH」としてオープンすると発表した。最先端IoTデバイスを取りそろえるIoT体験型宿泊施設になる。


「&AND HOSTEL」

 &AND HOSTELは「日本のIoT技術力を世界へ発信するプレゼンテーションの場」「IoTデバイスの技術開発/実証実験の場」「IoTプラットフォーム構築の研究/改善の場」の3つの価値を創造する場所という位置づけ。2016年8月に第1号店を福岡・博多にオープンし、今回が2号店になる。

 Qrioのスマートキー「Qrio Smart Lock」を採用しているほか、照明には、スマホを使い、調光や1600万色以上もの調色ができるフィリップスライティングジャパンの「Philips Hue」、設定した時刻にカーテンが自動で開く、ロビットの「mornin'」などを採用。このほかにも、ソニーの電子タグ「MESH」、高機能学習リモコン「iRemocon」(グラモ)、KDDIのタッチ型ディスプレイ、天板全体がスピーカーになっているテーブル「KAMARQ」(KAMARQ HOLDINGS PTE)などを利用可能だ。

 各デバイスを動かすには、それぞれ専用アプリが必要になるが、&AND HOSTELでは、採用デバイスを横断的に使えるプラットフォームとして「&IoT」を開発。アプリひとつで、客室の至るところに設置してあるデバイスの操作ができるとしている。


IoTデバイス連携イメージ

 定員は36名で、客室料金はDormitory:3000円、TwinRoom:8000円、IoT SemiDouble:7500円、IoT TwinRoom:8500円。&AND HOSTEL ASAKUSA NORTHはand factoryとPLAY&coが共同で推進しており、運営の主体はPLAY&coになる。

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