日本人が生んだ米国発の福利厚生「AnyPerk」が社名変更

 福利厚生サービス「AnyPerk(エニーパーク)」 を運営するAnyPerkは4月5日、社名を「Fond」に変更したと発表した。同社は米国のベンチャーキャピタル「Y Combinator」を卒業した初の日本人である福山太郎氏が2012年に立ち上げた企業だ。

 同社は今回のブランド変更により「どんな企業でも社員のやる気を引き出し、その貢献度をきちんと認識する、そして自社の文化を測定する、それを可能にする革新的な方法を我々が作り出す」という、新たなミッションを前面に打ち出すという。

AnyPerkは社名を「Fond」に変更した
AnyPerkは社名を「Fond」に変更した

 具体的には、商品やサービス、イベントなどに対する割引や特典を提供する福利厚生サービス「Fond Perks」、Recognition(社員への承認)プラットフォームである「Fond Rewards」に加え、無料のアンケートツール「EngagementIQ」の提供を開始する。

 EngagementIQは、6問の質問から社員の職場に対する思いを測定するアンケートツール。社員の事業関与の中心的な要素(目的意識、認識、つながりなど)の評価を可能にし、測定可能な数値として提供する。これにより、社員が職場についてどう感じているかを知る足がかりになるとしている。

 また、Fond Rewardsでは、社員への承認をさらに促進させるため、「リアルタイムRecognition」を導入した。これまでは、業務スタイルに合わせて達成した成果やマイルストーンなどを、会社側が見落とすことなく表彰できるようサポートしてきたが、今回の改善により、GmailやSlack、セールスフォースなどの他プラットフォームと連携。上司や同僚が優れた成果に対し、リアルタイムにインセンティブを提供しやすくなった。

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