Appleは与え、そして奪う。
米CNETのレビューによると、最もシンプルで最も手頃な価格の「iPad」は249ドルからの「iPad mini 2」だった。それが今回、はるかに高価なモデルに置き換えられる。
iPad mini 2はAppleのウェブサイトから削除されており、このことは販売終了を示唆している。Appleから新品を直接購入できる唯一の「iPad mini」は「iPad mini 4」で、価格は399ドルからだ。
iPad mini 2を終了させる一方で、Appleはひそかにタブレットのラインアップを刷新した。これを代表するのは、改良したiPadの投入で、価格は329ドルからだ。奇妙に感じられるかもしれないが、新しい9.7インチのiPadは、既存の7.9インチのminiより安いのだ。
Appleの新型iPadが控えめな登場にとどまったことは、タブレット市場が全体として落ち込んでいることを明確に示している。製品の動向を追跡している調査会社のIDCによると、世界のタブレット出荷台数は2016年10〜12月期に9四半期連続で減少したという。iPadの販売台数は12四半期連続で下降線をたどっている。
iPad mini 2は、米国ではまだAmazon.comなど多くのサードパーティーサイトで250ドルからの価格で販売されている。欲しい人は急いだ方がいい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」