Uber TechnologiesのJeff Jones氏は、社長就任から半年余りでその職を辞することになった。
Recodeによる米国時間3月19日の報道によると、Uberはこのところ数々の問題を起こして議論の的となっており、Jones氏の退任ははこれらの問題に直接関連しているという。Uberはこの日、声明でJones氏の辞任を認めた。
今回のニュースの2週間ほど前にはUberの最高経営責任者(CEO)Travis Kalanick氏が、自身は「成長する」必要があり、リーダーシップの面で支援を求めることを明らかにしている。同氏は、Uberの経営を手助けしてくれる最高執行責任者(COO)を迎え入れたいと発表していたが、Jones氏の辞任はその発表とは関係がないと、Recodeは報じている。
Uberが小売大手のTargetで最高マーケティング責任者(CMO)を務めていたJones氏を迎え入れたのは、2016年8月のことだ。Jones氏の仕事はUberのグローバルブランドを強化することだったが、この数週間、Jones氏は同社のナンバー2として、セクハラ疑惑、冷酷な企業文化、主要幹部の辞任など、さまざまなトラブルを間近で見てきた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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