GA technologiesは年3月27日、1部屋単位で中古マンションに投資できる若年層向けの不動産投資アプリ「Renosy(投資版)」をiPhone向けに公開した。
Renosy(投資版)は、20~30代を中心とした若年層が、カジュアルに1部屋から不動産に投資できるプラットフォーム。チャットで気軽にコンシェルジュに相談でき、最適な物件を紹介してもらえることが特徴。また同アプリで、物件に関する問い合わせから情報収集、収支相談、物件選び、申込までを一括で行えるという。ユーザーは、仲介業者や不動産メディアを通さずに直接同社とやり取りできるため、スピーディな不動産投資が可能なほか、手数料も無料だという。
同社では、公的年金の破綻への不安、低金利、リーマンショック後の株不信から、若い世代を中心に「ローリスクミドルリターン」の不動産投資への関心が高まっていると説明。その一方で、従来の不動産投資は、物件が高額であることから、富裕層や年配の人を中心に行われている現状があるとし、若い世代が少額の初期投資でスタートできるRenosyを開発したという。
今後は、2017年夏を目安に、AI(人工知能)技術を活用した物件レコメンド機能や、リスクなどの各種シミュレーション機能などを追加する予定。また、毎月5億円の売上を目指すとしている。
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