資生堂、スマートアロマディフューザーやテレビ会議対応のメイクアプリをSXSWに出展

加納恵 (編集部)2017年03月15日 15時41分
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 資生堂は、米テキサスで開催しているSXSWで、スマートアロマディフューザー「BliScent(ブリセント)」とメイクができるアプリ「TeleBeauty(テレビューティー)」を出展している。いずれも開発中のプロトタイプで、製品化を視野に入れている。

 BliScentは、心の状態に応じて香りを出しわけられるアロマデュフューザー。アロマデュフューザーとスマートフォンアプリで構成され、アプリで判別した人の心の状態に合わせて、アロマデュフューザーから最適な香りを噴射する。

 アプリでは、スマートフォンのフラッシュを使い、心拍数と心拍間隔のゆらぎから人の心の状態を測定。その時々に合わせた香りを、6種類のカートリッジから調香し、必要な量を噴射する。香りは3000種類以上調香ができ、フィードバックから使う人の嗜好を学ぶ。ドリコスとの共同開発プロダクトで、現在特許出願を検討中としている。


「BliScent」

 TeleBeautyは、2016年10月に発表した自動メイクアプリ。オンライン会議で通信中の画面に表示される顔に自動でメイク施したり、顔色を補正したりする機能を持つ。

 在宅勤務の活用が広がる中、自宅での仕事中はノーメイクでいても、オンラインの会議中だけはメイクをしたいというニーズに応えるもの。メイクシミュレーション技術や資生堂所属アーティストが持つメイク技術をオンライン会議システムと掛け合わせることで開発したとしている。

 顔認証機能を使ってメイクを施すほか、ベースの肌を美しく補正する顔色補正機能も搭載。開発段階の調査で「自宅の背景を他人に見せたくない」という声を受け、背景をぼかす機能も備えている。博報堂ケトルとの共同開発プロジェクトになる。


「TeleBeauty」

 日本の化粧品会社がSXSWに出展するのは資生堂が初めてとのこと。資生堂ではテクノロジの発展に合わせ、美の知見を活かしたチャレンジを実施しており、今回はその中から生まれた新サービスを「#BEAUTYTECH」というコンセプトのもと発表したとしている。

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