旅先や出張先のホテルに、指定した荷物を届けてくれるクラウドクローゼットサービス「DUFL(ダフル)」を運営するダフルジャパンは3月10日、ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)と提携したことを発表した。アプリ操作で、事前に預けたゴルフバッグを指定したゴルフ場に配送するサービス「DUFL Golf with GDO」を5月から提供する。
DUFLは、2015年5月から米国で提供されているクラウドクローゼットサービス。ユーザーは、自身の衣類やスポーツ用品などを、あらかじめDUFLのクラウドクローゼット(倉庫)に郵送して預けておき、出張の際などに専用アプリから必要なものを選ぶことで、滞在先のホテルなどで受け取ることができる。
帰る前に使用後の衣類をDUFLスーツケースに詰めて、ホテルのフロントなどに預けることでDUFLが回収してくれる。あとは、行きと同じように少ない手荷物だけで帰ることが可能だ。DUFLが回収した衣類は綺麗に洗濯・クリーニングされ、次回の依頼までクラウドクローゼットに保管される。
今回日本で開始するDUFL Golfは、ユーザーのゴルフバッグを倉庫で保管・管理し、アプリで指定された日時にゴルフ場にクラブを配達、プレー終了後に再度ピックアップするサービスで、DUFLが国内の施設で運営する。料金は現時点では未定だという。
同サービスについて、米DUFL 共同創業者 兼 DUFL International社長の塚本信二氏は、「DUFLがGDOと協力し、ゴルフバッグをコースに直送することで、ゴルフ場までの移動は抜群に快適になる。『DUFL Golf』というイノベーションを日本市場に提供し、ゴルフをさらに自由で楽しいものにできる」とコメント。
また、ゴルフダイジェスト・オンライン代表取締役社長の石坂信也氏は、「『DUFL Golf』はクラブの保管・運搬の負担からゴルファーを解放する。DUFLとの提携を通じて、日本市場にこの革新的サービスを提供できることを嬉しく思う。このサービスによってユーザーはクラブの管理をDUFLに任せることができ、アプリでゴルフ場を指定すれば、手ぶらでゴルフを楽しめる世界を実現する」とコメントした。
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