ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア(SIEJA)は3月9日、PS4のシステムソフトウェアバージョン4.50「SASUKE」の配信を、国内向けに開始した。
追加機能の大きな特徴として、外付けハードディスクドライブの拡張ストレージ対応。フォーマットすることにより、アプリケーションのインストールや、PS4本体ストレージから外付けハードディスクドライブへのアプリケーションの移動ができるようになる。
拡張ストレージ化に必要な外付けハードディスクドライブのスペックは、USBのバージョンが3.0以上、ストレージサイズが250Gバイト以上、8Tバイト以下。PS4へ同時に接続できる拡張ストレージは1つまでで、PS4に直接接続する必要がある。USBハブを使った接続には対応しておらず、2台同時に接続しても2つ目の機器はマウントされないという。ただし、拡張ストレージとして使用可能な台数に制限はなく、新たな外付けHDDをフォーマットして、1台目と2台目を付け替えながら使用することは可能としている。
また、PS4 Proにおいては「ブーストモード」の設定が可能。PS4 Pro向けにアップデートされていない過去のソフトウェアタイトルのパフォーマンスをさら引き出すために開発されたもので、可変フレームレートを採用している一部タイトルにおいてフレームレートを向上させることができるほか、30Hzもしくは60Hzで動作するようプログラミングされているタイトルにおいては、フレームレートの安定化に貢献する。一部タイトルではロード時間が短くなる場合もあるという。なお、ブーストモードをOFFにすることで、スタンダードPS4と同等のパフォーマンスにてゲームを遊ぶこともできるという。
このほか、PlayStation VRにおけるBlu-ray 3Dコンテンツ対応をはじめ、クイックメニューの操作性の改善、お知らせのリニューアル、ホーム画面や機能画面の背景にスクリーンショットが設定可能となったことなど、さまざまな機能追加が施されている。
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