NTTドコモは3月7日、2つの新技術「256QAM」と「4×4MIMO」を導入し、国内最速となる受信時最大682Mbpsの通信サービスを3月9日から開始すると発表した。対象エリアは、東京23区や名古屋市、大阪市など、東名阪エリアの35都市。
また、東名阪以外のエリアについても、受信時最大632Mbpsの通信サービスを同日から40都市で提供する。これにより、対応端末を利用するユーザーは、全都道府県75都市で受信時最大600Mbps超の通信サービスが利用できるようになる。さらに、サービス開始後も順次エリアを拡大し、3月末には約130都市にて600Mbps超の通信サービスを提供する予定。
同社によると、5分の4K動画の場合、受信時最大682Mbpsの通信サービスでは、LTEの受信時最大150Mbpsサービスに比べ、約5分の1となる25秒でダウンロードできるようになるとしている。
なお、サービス開始時の対応機種は、3月9日に発売するモバイルWi-Fiルータ「Wi-Fi STATION N-01J」になる。また、すでに発売しているドコモ スマートフォン「Xperia XZ SO-01J」「V20 PRO L-01J」の2機種については、「256QAM」の技術の活用により、3月9日から最大通信速度がこれまでの受信時375Mbpsから受信時500Mbpsに向上する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦