SpaceXは、民間人2名の搭乗する宇宙船を月まで飛ばし、周回させて地球に帰還させる有人ミッションを発表した。2018年中に実行する計画で、月への有人飛行は1972年のアポロ17号以来46年振りとなる。
打ち上げには、アポロ計画などで使われた史上もっとも強力な「Saturn V」(サターン5型)ロケットに次ぐパワーを持つという「Falcon Heavy」を使う。Falcon Heavyの初試験飛行は、2017年夏に実施する予定。
2名が乗る宇宙船は「Crew Dragon」。2017年の後半に、国際宇宙ステーション(ISS)への有人飛行を予定している。
搭乗する2名について、SpaceXは氏名などを明かしていない。同社はこの2名から「相当な金額の費用」を受け取ったとしているが、具体的な金額は未公開。
同ミッションのロケットは、かつて月着陸を実現させたアポロ計画で使われたのと同じ、フロリダ州ケープカナベラルにあるケネディ宇宙センターの39A発射台から打ち上げる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力