仮想現実(VR)ゲームの没入感は、従来型ゲームと比べものにならないほど高い。しかし、それを体験するには顔の位置や向き、体や手の動きなどをゲームに反映させられる、ハイエンドVRヘッドセットなどが必要だ。「Google Cardboard」など、スマートフォンの画面を流用するVRヘッドセットでは、そこまでの体験はできない。
そこで、安価なVRヘッドセットでもインタラクティブVRゲームがプレイ可能になるガジェット「NOLO VR」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
NOLO VRは、ユーザーの選んだヘッドセットに取り付けるヘッドセットマーカー、左右の手にそれぞれもつコントローラ、マーカーとコントローラの動きを検知するベースステーションで構成されたシステム。Androidスマートフォンを画面として使うスクリーンレス型VRヘッドセットと組み合わせると、手や顔の動きに反応するモーショントラッキング対応VRゲームが楽しめる。
GoogleのCardboardや「Daydream」、サムスン電子製「Gear VR」など、安価なVRヘッドセットでも、6自由度(DoF)の本格的なVRゲームがプレイできる。スマートフォンがあれば使えるので、いつでもどこでもVRゲームがプレイ可能になる。
Android向けVRゲームだけでなく、PC用VRゲームにも対応している。PCのゲームをプレイする場合は、PCとヘッドセットマーカーをUSB接続する必要がある。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間3月12日まで。記事執筆時点(日本時間2月14日11時)でキャンペーン期間は25日残っているが、すでに目標金額5万ドルの3倍を上回る約17万5000ドルの資金を集めている。
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