ソニーは2月8日、レンズ交換式デジタル一眼カメラα用のEマウントレンズ3本と、電波式ワイヤレス通信対応の外付けフラッシュ「HVL-F45RM」(税別価格:4万3000円)を発表した。2月14日に予約を開始し、発売は4月を予定している。
今レンズは、35mmフルサイズに対応した、Gマスター中望遠単焦点レンズ「FE 100mm F2.8 STF GM OSS」(税別価格:18万8000円)と、大口径中望遠単焦点レンズ「FE 85mm F1.8」(同:7万4000円)、および電動標準ズームレンズ「E PZ 18-110mm F4 G OSS」(同:44万4000円)の3本となる。
FE 100mm F2.8 STF GM OSSは、αレンズ史上最高のぼけ味が特長のSTF(Smooth Trans Focus)レンズ。アポダイゼーション(APD)光学エレメンを採用し、ピント面からデフォーカス(ピントが合っていない)部分への遷移や、明るい部分の輪郭などを、STFレンズならではのぼけ味でなめらかに描写する。
FE 85mm F1.8は、小型軽量で、開放F値1.8の大口径中望遠単焦点レンズ。ED(特殊低分散)ガラス1枚と、9枚羽根の円形絞りを採用し、ピント面は画面の隅々までシャープに、背景は自然で柔らかく描写する。「ダブルリニアモーター」の搭載により、高速、高精度でありながら、静かなフォーカス駆動を実現した。
E PZ 18-110mm F4 G OSSは、スーパー35mm/APS-Cフォーマットでの4K動画撮影に適した、高性能電動標準ズームレンズ。ズーム全域で開放絞りF4でありながら、広角から望遠まで18-110mm(35mm判換算時27-165mm相当)、ズーム倍率6.1倍を実現した。AF/MFをワンタッチで切り替える、スライド式フォーカスリング、ズームリング・アイリスリングの3連リングを搭載している。
HVL-F45RMは、電波式ワイヤレス通信対応の外付けフラッシュ。電波式ワイヤレスコマンダ「FA-WRC1M」との組み合わせによる、ワイヤレスライティングが可能だ。小型ながら大光量を実現し、バウンス発光時や、ハイスピードシンクロ撮影(HSS)対応時にも、十分な光量を確保する。発光部は、上下左右の4方向にバウンス可能だ。内蔵の電波式ワイヤレス通信機能は、コマンダ(送信側)、レシーバ(受信側)のどちらにも割り当てられる。
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