KDDIら、「雪ミク」による案内サービスの実証実験--「Tango」の空間認識技術を活用

 KDDIとクリプトン・フューチャー・メディアは2月7日、「SNOW MIKU 2017」とのコラボレーションの一環として、「Tango」テクノロジの空間認識技術を活用した仮想キャラクターによる案内サービスの実証実験を実施すると発表した。


「SNOW MIKU 2017」メインビジュアル

 実施期間は2月10日~12日まで。場所は、「雪ミクスカイタウン」(北海道新千歳空港ターミナルビル4階)と、「サッポロファクトリーアトリウム」(北海道札幌市中央区北2条東4丁目)の2箇所。

 この実験では、北海道を応援するキャラクター「雪ミク(初音ミク)」を起用。Tango対応スマートフォン「Lenovo Phab 2 Pro」(販売については未定)において、専用アプリ「ミク☆さんぽ」を起動してかざすことで、3Dで作成された等身大の雪ミクが表示され、あらゆる角度から見たり、一緒に散歩したりできるという。

 また、体験者がかざすスマートフォンのカメラに映っている展示の絵など、周囲の環境に雪ミクが反応することで、あたかも現実にいるかのような体験が可能だという。サッポロファクトリーアトリウムでは、同実験の一環として雪ミクが歌って踊る姿をあらゆる角度から見られるデモンストレーションを体験できる。両イベント会場ともに、雪ミクが楽曲に合わせて歌って踊る姿を体験用スマートフォンで撮影し、写真をその場でダウンロードすることもできる。

実証実験 体験イメージ動画

 両社では、雪ミクが券面に描かれたプラスチックカード付きのオリジナル「データチャージカード」を、2月11日から「au SAPPRO」と「auショップサッポロファクトリー」で期間限定で販売するとしている。

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