独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2月6日、WordPressの脆弱性対策について発表した。
影響を受けるバージョンは、WordPress 4.7.0からWordPress 4.7.1。REST APIの処理に起因する脆弱性により、細工したリクエストを送信することで、投稿内容を改ざんできる問題がある。
開発者であるWordPress.orgは、1月26日に修正対策済みのバージョン「4.7.2」を公開。IPAは、早急なアップデートの実施と、今後も最新版が公開された場合は早急にアップデートするよう呼びかけている。WordPress.orgは、利用者の安全を確保するために、脆弱性の内容について2月1日まで公開を遅らせていたという。
WordPressは、WordPress.orgが提供するオープンソースのCMS(コンテンツマネジメントシステム)だ。ウェブサイトの制作で幅広く使われている。
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