資産管理アプリ「Moneytree」が証券口座に対応--取引明細の自動取得も可能に

 個人資産管理アプリ「Moneytree」を提供するマネーツリーは4月28日、国内の証券口座に対応するなど、機能をアップデートした。

証券口座の情報取得に対応
証券口座の情報取得に対応

 無料で使えるMoneytreeでは、証券口座の取引明細を自動で取得し、アプリ内で最新の口座情報が見られるようになる。対応する証券はSBI証券、GMOクリック証券、SMBC日興証券、SMBCフレンド証券、松井証券、ライブスター証券。近日中に楽天証券、カブドットコム証券、岡三オンライン証券にも対応予定だ。このほか、月別入出金の表示にも対応した。

対応する証券会社一覧
対応する証券会社一覧
月別入出金の表示にも対応
月別入出金の表示にも対応

 このほか、有料オプションサービス「Moneytree PLUS」では、銀行、カード、電子マネー、ポイントを自動で一括管理できるサービスに対応。全ての利用明細をCSV、Excel形式で出力できるほか、銀行口座、クレジットカード、電子マネー、ポイントまで口座ごとに出力可能だ。口座ごとの出力にも対応するサービスは、国内ではMoneytreeのみという。

 さらに法人向けの有料オプションサービス「Moneytree PRO」では、銀行の法人口座1067行に対応(4月末現在)。国内の90%以上をカバーするという。クラウド型電子証明書対応により、限定されたWindowsマシンだけしかアクセスできなかった法人口座に、現在提供しているiOS、ウェブに加えて近々Androidからもアクセスできるようにする予定だ。ユニバーサルでアクセスできるようになった法人口座機能は業界初の対応としている。

4年目を迎えたMoneytree--今後は海外も視野に

 Moneytreeは、サービス開始から丸3年が経過する。これまで100万人を超えるユーザーに利用され、取引明細数は2億3400万を超えるという。Moneytreeのコアを支える金融インフラサービス「MT LINK」のパートナー会社は10社を超えた。

 2月にはみずほ銀行と連携し、スマートフォンアプリ「みずほダイレクトアプリ」に無期限で通帳履歴を閲覧できる新機能を追加している。

 他社では有料の機能も無料で提供できるのは、MT LINKによるサービスの基盤があるからだという。今後は日本国内に限らず、海外展開も視野に入れてユニバーサルなプラットフォームを目指す。

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