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「Babee on Board」アプリで妊婦さんに席を譲ろう--マタニティマークより効果的かも

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 鉄道に乗って座っている場合、妊婦さんを見かけたら席を譲るよう心がけている。そのため、妊娠初期の特に無理が禁物な時期は外見からだと判断しにくいので、「マタニティマーク」(いわゆる妊婦バッジ)を活用してもらえると助かる。ところが、本やスマートフォンに夢中になっていると、妊婦さんが近くに立っていても気付かないことがある。

 同じような悩みは英国の人も抱えているらしく、10x Agencyという企業が鉄道やバスなどの交通機関で妊婦さんに席を譲りやすくするiOSアプリ「Babee on Board」をリリースした。


妊婦さんへ席を譲りやすくするiOSアプリ(出典:Babee on Board公式サイト)

 このアプリは、席を譲ってもらいたい妊婦さん用のアプリ「Babee on Board: Request Seat」と、ぜひ席を譲りたいと考えている人用のアプリ「Babee on Board: Offer Seat」の2つに分かれている。席に座りたい妊婦さんが自分のアプリのボタンをタップすると、近くにいる譲りたい人用アプリをインストールしているiPhoneに「周りを見回して!席の必要そうな妊婦さんが近くにいます」という通知が表示される仕組みだ。


立っているのが辛い妊婦さん、スマホに夢中だと気付かない(出典:Babee on Board公式サイト)

「座りたいです」、「妊婦さんが近くにいます」(出典:Babee on Board公式サイト)

Apple Watchにも通知(出典:Babee on Board公式サイト)

 10x Agencyによると、当初妊婦さん用アプリは存在せず、マタニティマークと似たバッジ型ハードウェアのボタンを押すと連携アプリ経由で譲りたい人用アプリに通知が送られるシステムだった。しかし、バッジだとコストが高くなってしまうことや、機能はアプリ単体で十分カバーできることから、妊婦さん用アプリを提供することにしたという。


当初はハードウェアのバッジを試験していた(出典:Babee on Board公式サイト)

 両アプリ間の通信は、モバイルネットワークや無線LAN(Wi-Fi)経由でなく、Bluetoothで実行している。ロンドンのように地下鉄での移動が多い地域でも、常に通信できるようにするための配慮だ。

 なお、譲りたい人用アプリは無料だが、妊婦さん用アプリは3.99ポンド(480円)で販売されている。ただし、売上は発展途上国の子どもを支援している米国の非営利団体Project Healthy Children(PHC)にすべて寄付される。


寄付先の非営利団体(出典:PHC)

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