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オンキヨー、音楽を聴くためのスマホ「GRANBEAT」--フルバランス駆動の本格派

加納恵 (編集部)2017年01月26日 20時45分
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 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは1月26日、オンキヨーブランドのスマートフォンを発売すると発表した。2015年に発売したハイレゾプレーヤー「DP-X1」をベースに、あくまでも軸足は“音楽”に置いたスマートフォン「GRANBEAT(グランビート) DP-CMX1」(GRANBEAT)を作り上げた。発売は2月下旬。想定税別価格は8万5000円前後になる。

「GRANBEAT DP-CMX1」
「GRANBEAT DP-CMX1」
  • 3.5mmアンバランス出力端子(左)と2.5mmバランス出力端子(右)を備える

  • ロータリーエンコーダー式ボリュームノブを採用

  • 再度には操作ボタンを配置。ボディはアルミ無垢材からの削り出し

 本体には、スマートフォン初となるフルバランス駆動回路とバランス出力端子を搭載。DSD、MQA、FLACなどのハイレゾ音源再生に対応するほか、WAV、MP3、AACなどのファイルも高音質再生を追求。音楽ストリーミングや動画視聴時など、コンテンツを選ばずいい音で聴ける環境を整えた。

 Android 6.0を搭載し、Dual nano SIMスロットを装備。MVNO事業者を通じて販売するほか、オンキヨー&パイオニアイノベーションズ主要取引先、直販サイト「ONKYO DIRECT」でも取り扱う。

 ハイレゾプレーヤー同等の音質再生を目指し、Android基板とオーディオ専用基板は完全に独立することで、クリーンな信号伝達を実現。DACにESS製「DAC ES9018C2M」を採用したほか、オンキヨーのヘッドホンアンプ「9601K」セット2基をシンメトリーに配置している。

 スマートフォンの無線機能から発生するノイズは、高周波設計技術にオーディオ設計技術を融合した「シールド技術」をオーディオ専用基板に搭載することで、徹底的に排除。シールド技術に関しては現在特許出願中だ。

 128Gバイトの内蔵ストレージを備えたほか、microSDカードスロットも設け、最大384Gバイトまでの拡張が可能。5.0インチのタッチディスプレイは1920×1080ピクセルのフルHD解像度で、「Gorilla Glass Ver.3」を使用する。

 音楽プレーヤーとスマートフォンの機能を両立するため、バッテリは3000mAhの大容量タイプを内蔵。約25時間の音楽再生に対応する。サイズは高さ142.3mm×幅72mm×奥行き11.9mmで、重量約234g。メインカメラは1600万画素、サブカメラは800万画素を備える。

オンキヨー&イノベーションズ代表取締役社長の宮城謙二氏
オンキヨー&イノベーションズ代表取締役社長の宮城謙二氏

 オンキヨー&イノベーションズ代表取締役社長の宮城謙二氏は「音楽を聴く環境は常に変化しており、1900年代はMP3が大きく伸び、デジタルオーディオプレーヤーが登場。2000年代になるとiPod、iPhoneが登場し、どんどん便利になった。しかし利便性が進むと残念ながら音質が犠牲になることが多々ある。そうした市場を受け、考え抜いて開発したのが今回の『GRANBEAT』だ。高音質で便利なスマートフォンとして使ってほしい」とスマートフォンを手掛けた背景を話した。

楽天モバイル事業チーフプロダクトオフィサーの黒住吉郎氏
楽天モバイル事業チーフプロダクトオフィサーの黒住吉郎氏

 開発にあたっては、楽天モバイル事業チーフプロダクトオフィサーの黒住吉郎氏に構想段階から相談していたとのこと。「何度も伝えたのは、音楽の軸を絶対に外さないでほしい、という思い。最近のスマートフォンは角が丸くなっているがGRANBEATは丸みの少ないデザイン。スマートフォンの観点から考えれば、これはギリギリのデザインかもしれないが、オーディオクオリティを軸に考えているGRANBEATはここがポイント。今まではスマートフォンを軸に、写真、動画、音楽など機能を加えていたが、GRANBEATは逆のアプローチ」とコメントした。

 ネーミングのGRANBEATは、グランドとビートをかけ合わせたもので、「心を大きく突き動かしてもらいたい」(宮城氏)との思いが込められているとのこと。宮城氏は「今までもオンキヨー&パイオニアは挑戦をし続けてきたが、GRANBEATでさらなる進化をしたい」と今後を見据えた。

スペシャルゲストとして大友康平さんが登場した
スペシャルゲストとして大友康平さんが登場した

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