イー・ガーディアンは1月26日、ビットコイン取引所の運営者向けに、ビットコイン口座開設時に必要となる本人確認資料を審査する「ビットコイン本人認証サービス」の提供を開始した。提携センターと連携することで、日本に加えてビットコイン取引の9割を占める中国、オフショア開発の拠点化が進むフィリピンでも展開する予定。
仮想通貨の一種であるビットコインは、年明けに価格が一時最高額を更新し、2016年初めと比較すると取引価格が2倍に上昇するなど、その市場は盛り上がりを見せている。2016年5月末の改正資金決済法の成立により、仮想通貨取引所が登録制となり、口座開設時の本人確認も義務付けられるなど、仮想通貨を公的な決済手段と位置づける法も整備されている。
イー・ガーディアンは、ビットコイン取引所にカスタマーサポートサービスや本人認証サービスを提供しており、マッチングサービスなどにおいても本人認証の実績があるという。今回、仮想通貨市場の拡大によりさらなるニーズの高まりを予測したことから、ビットコイン取引所に特化したサービスを正式に展開することにしたと説明した。
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