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衣類クリーニングの常識を変える「LG Styler」蔦屋家電で取り扱い開始

加納恵 (編集部)2017年01月25日 08時30分
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 2017年は衣類のホームクリーニングの形が変わるかもしれない。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、東京・二子玉川にある蔦屋家電で、LGエレクトロニクス製のホームクリーニング機「LG Styler(LGスタイラー)」の取り扱いを開始した。ロッカー型の本体にスーツやパンツ、コートなどを入れておくだけで、衣類のゴミやホコリ、花粉を排除し、シワとりなどをできるというもの。1月24日に発表会を開催した。


LG Styler
  • 可動ハンガー、アロマキット、ヒートポンプシステム、ラックなどを備える

  • 扉を閉じるとロッカーのような形

 LG Stylerは2011年に初代機が登場。韓国や米国で販売しており、月に7000台ほどを販売している人気商品だ。日本では未発売で、LGは日本への導入も検討していなかったという。CESやIFAなど海外の家電見本市でLG Stylerを見たCCC側が取り扱いを希望し、今回の販売開始に結びついた。

 CCCでは、ホテルやマンション、ヘアサロンなどのBtoB販売を主軸に据えているほか、蔦屋家電で取り扱い、個人向けにも販売する。販売開始は1月25日。店頭税別価格は22万8000円になる。

 高さ1850mm×幅445mm×奥行き585mmで、重量は約83kg。ヒーターを使ってスチームを発生させることで消臭やプレスができ、本体には1分間に180回の振動を与えることで、衣類の表面についているゴミや花粉を落とす。

 消臭やゴミを除去する「リフレッシュコース」、シワの除去や折り目加工ができる「しわの除去&折り目ケア」、スチームを使って除菌する「除菌プラス」、洋服のダメージを最小限に抑えた乾燥ができる「上質乾燥コース」と4つのコースをそろえる。本体は、扉のLEDパネルを使って操作し、使用時間などの動作状況も表示する。

 LGエレクトロニクスの役員が海外出張の際、翌朝もプレスのきいたスーツを着たいと家族に相談したところ、バスルームにお湯をはり、そのスチームでスーツのシワを伸ばすようにアドバイスをうけたことが商品開発のきっかけ。このエピソードから開発を始め、商品化に至ったという。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ家電企画事業部副部長の武井総司氏
カルチュア・コンビニエンス・クラブ家電企画事業部副部長の武井総司氏

 CCCでは、2015年に蔦屋家電をオープン。家電、本、雑貨、文具などを取り扱うほか、カフェも併設した世界でも類を見ない生活提案型の家電店を運営している。「家電店とは捉えておらず、生活提案業として営業している」(カルチュア・コンビニエンス・クラブ家電企画事業部副部長の武井総司氏)との通り、コト軸での生活を提案するリアル店舗。平日は約2万人、週末は約3万人が来店する。

 「日本のライフスタイルから考えると、制服、スーツ、コートなど頻繁に着るが家では洗濯できない衣類が意外と多い。また日本人の5人に1人が花粉症などのアレルギーを持っているとの結果もあるが、クリーニングは手間も時間もかかる。そうした問題を解決するものの1つがホームクリーニング機。日本のライフスタイルが大きく変わる家電プロダクトであると感じている」と武井氏は期待を込める。

 発表会場にはメジャーリーガーの川崎宗則氏が登場し、製品についてレクチャーを受けた。「焼肉など、衣類に匂いがついてしまう食事が多いが、これなら安心」と感想を話した。実際にLG Stylerでクリーニングした川崎選手のジャケットを羽織り「グレイト」とコメントする場面もあった。

川崎宗則氏とカルチュア・コンビニエンス・クラブ家電企画事業部副部長の武井総司氏
川崎宗則氏とカルチュア・コンビニエンス・クラブ家電企画事業部副部長の武井総司氏
LG エレクトロニクス・ジャパンマーケティングチーム 部⻑の金東建氏
LG エレクトロニクス・ジャパンマーケティングチーム 部⻑の金東建氏

 武井氏は「日本で発売したことない商品なのでなんとも言えないが、BtoBを軸として年間数千台以上」を販売目標に据える。販路については、LG エレクトロニクス・ジャパンマーケティングチーム 部⻑の金東建(キム・ドンゴン)氏が「家電量販店などに広げるかどうかはこれから検討する」とした。

 スチームを使用するが、給水、排水設備などは不要。個人向けにはウォークインクローゼットやベッドルームなどへの導入を想定している。

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