ソフトバンクは1月23日、同社の電力サービス「ソフトバンクでんき」の「FITでんきプラン(再生可能エネルギー)」の新規申し込み受付を1月31日で終了し、「自然でんき」としてリニューアルすると発表した。2月1日より申込受付を開始し、2月下旬の検針日より、北海道電力エリア、東京電力エリア、関西電力エリアで提供する。契約期間は、供給開始日から1年(自動更新)。
自然でんきは、ソフトバンクグループが取り組んできた再生可能エネルギー普及・拡大活動の一環として、再生可能エネルギーでの発電事業を行うSBエナジーなどが発電した電気を活用。SBパワーが電力を供給し、自然環境保全活動や再生可能エネルギーに関心のある希望者向けに提供する。SBパワーは、自然でんき1契約につき、経済産業省、環境省、農林水産省が運営する「J‐クレジット」認証事業へ月50円の活動支援金を拠出して支援する。
さらに同社は、中部電力エリアと関西電力エリア向けに提供している「スタンダード(S/L/X)」「バリュープラン」「プレミアムプラン」の新規申し込みを1月31日で終了し、「おうちでんき」としてリニューアルする。サービス提供エリアのソフトバンク携帯電話取扱店および、おうちでんきの特設サイトで2月1日から申し込み受付を開始し、2月下旬の検針日よりサービスを開始する。
おうちでんきは、SBパワーが電力を供給する電力サービスで、誰でも規制料金より1%安い電力料金で利用できることが特徴。ソフトバンク携帯電話または、「SoftBank 光」などの固定通信サービスと併せて契約することで、「おうち割 でんきセット(M)」の対象となり、携帯電話と固定通信サービス1回線につき月100円の割引が最大10回線まで適用される。なお、自然でんきは「おうち割 でんきセット」の対象外。
両サービスの利用料金は、ソフトバンクが提供する通信サービスとの合算支払いも可能。同社では、利用特典として「水のトラブル」「カギのトラブル」「ガラスのトラブル」の発生時に、出張料・作業料無料でかけつける「おうちレスキュー」を提供するとしている。
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