ジェイアイエヌ(JINS)は1月18日、センシング・アイウェア「JINS MEME(ジンズ ミーム)」と公式アプリ「JINS MEME OFFICE」を活用し、企業の生産性向上をサポートするIoTソリューション「JINS MEME BUSINESS SOLUTIONS」を順次展開すると発表した。
JINS MEME OFFICEは、仕事や勉強・読書など、日常生活の中でひとつの作業に没頭したい時に集中度を可視化する計測アプリ。JINS MEMEの3点式眼電位センサーと6軸センサーで、アタマとココロ、カラダの状態を計測し、集中状態の深さと継続時間を計測できる。
このソリューションでは、「集中力」という新たな指標を用いて、働き方改革の効果の可視化から、集中力を高めるまでのサービスをワンストップで提供。働き方改革の推進や職場へのマインドフルネスの導入といった取り組みが進む中、その取り組みの成果に対する効果を可視化し、適切なPDCAを回すための「ものさし」としてアピールする。
JINSが提供するIoTソリューションは、「働き方改革 アセスメント・サービス」「企業向けマインドフルネスソリューション cocokuri」「働き方改革 テレワーク支援サービス -コネクテッドオフィスワーカー」「JINS MEME OFFICE for Apple Watch」の4つ。
アセスメント・サービスは、コネクシオと協同で提供するサービス。勤務時間の変更、テレワークの導入、フリーアドレス化、オフィス環境といった生産性向上施策の効果を、JINS MEME OFFICEによって測定し、結果をレポーティングする。1月18日からモニター期間を設け、4月3日に正式ローンチする予定だ。
cocokuriは、インナーコーリングが手がけるサービスで、JINS MEMEを使った集中力向上トレーニングを提供する。マインドフルネスを通じて得られる集中力を数値化することで、自身の集中状態を把握し、トレーニング効果を高められるという。サービス開始時期は1月18日。
コネクテッドオフィスワーカーは、Phone Appliが提供するWeb電話帳「PACD」と連動し、オフィスワーカーの集中度をリアルタイムに可視化することで社内コミュニケーションの効率化を目指すサービス。1月11日からモニターを募集し、4月3日に正式ローンチする。
JINS MEME OFFICE for Apple Watchは、Appleのスマートウォッチ「Apple Watch」と連動し、仕事中に休息を取るべきタイミングを通知するサービス。2月中旬よりサービスを開始する予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」