クラウドワークスは1月17日、同社が運営するクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」において、クラウドワーカーへの報酬支払いまでの期間を大幅に短縮する「クイック出金サービス」を開始すると発表した。これにより、クラウドワーカーの経済的な不安定さの軽減を目指す。
同社によると、2016年12月より、クラウドワーカーの働く環境の向上を目指すプロジェクトを開始し、ガイドラインに遵守した仕事とクラウドワーカーのマッチング精度を高める機能開発を行うなど、個人が安心して働ける環境づくりを強化しているという。
こうした中、クラウドワーカーへの報酬支払いまでの期間を大幅に短縮するクイック出金サービスを開始する。これまでは、クラウドワークス上で確定した報酬金額を、クラウドワーカー自身が設定している出金方法に基づき「15日締め・月末振込」「月末締め・翌月15日振込」のどちらかが選択されていたが、同サービスの導入により、報酬支払いまでの期間を従来の15日から3営業日以内に短縮できるようになる。
出金方法は、クラウドワークス内の報酬確認ページに表示されるクイック出金申請ボタンから申請が可能。申請手続き後、3営業日以内に報酬が指定の銀行口座へと振込まれる。なお、同サービスは、オプションサービスとしての展開を予定しているという。
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